株式会社しごと総合研究所株式会社しごと総合研究所

手法・アプローチ

Method・Approach

グラフィック・ファシリテーション

会議やワークショップなどで話される内容を、グラフィックを使いながらリアルタイムに『見える化』していくことで、場を活性化させ、議論を深め、共感や相互理解をうながすことができます。
その結果、効率的な議論の拡散と収束が可能となり、新しいアイデア発想、合意形成、課題解決などの得たい成果が得られる技術、
それが「グラフィック・ファシリテーション」です。

グラフィック・ファシリテーションには、大きく2つの働きがあります。

一つは『活性化』の働き。
グラフィックは人の感性にダイレクトに働きかけます。心を動かし、共感を生み、その結果として対話がはずむ、アイデアが湧いてくる、といった効果があります。

そして、もう一つは『主体性の回復』です。
どうしても私たちは、「ファシリテーション」や「マネジメント」という名の下にメンバーをコントロールしたり、構造化の枠にはめようとしたりしがちなのですが、それこそが、メンバーの主体性を失わせていく原因になっています。
そこで、議論の中の声を言いっ放し聞きっぱなしにせず、小さな声やマイナーな声にも光を当てて描き残すことで、メンバー自身がそれを眺めながら、これまでの話の中に自力で構造を発見するようになります。その結果、メンバーは主体性を取り戻し、「議論」を「対話」の次元に深めていくことができるのです。

グラフィック・ファシリテーションを使うことにより、話し合いがダイナミックな“拡散”と、参加者による主体的な“収束”を繰り返しながら、より創造的で生産性の高い場へと変化していくのです。

システム・コーチング®

「システム・コーチング®(ORSC=Organization & Relationship Systems Coaching®)」は、
2人以上で構成された「チーム(=システム)」をクライアントとするコーチングです。

チーム全体を一つの “システム” ととらえ、『生きている一つの有機体』としてコーチはそのシステムに接していきます。そして、対話やエクササイズを通じて、その関係性にとって必要なことを本音で正直に話し合う環境を作り出します。

システム・コーチング®では、個人を言及しません
例えばチームに問題が起きた時に、「それは◯◯さんが原因だ」としてしまうと、その個人を切り離す、もしくはその個人の問題に対処することがひとまずの問題解決となります。しかし実際は、問題のある個人を切り離しても、また同様の問題がそのチームには発生します。なぜなら、その問題は一つの有機体であるチームのあり方そのものに起因するからです。

またシステム・コーチング®は、「競争社会で個人が生き残っていくには?」という考え方ではなく、「みんなで生きていくには?」という考え方がベースとなっています。人と人とのパートナーシップやリレーションシップを育み、「みんなで生きるための智慧」を取り戻していくのがシステム・コーチング®とも言えるでしょう。

こうして、「私たちチームの問題」に対して、心を開いて話し合っていくプロセスは、組織開発のための強力な推進力となっていくのです。

※システム・コーチング®は、株式会社ウエイクアップの登録商標です。

体験学習(Project Adventure)

「体験学習」とは、すでに一般化されたモデルや理論から学ぶのではなく、自分が体験したことを通して、感じ、気づいたことから学びを得る学習方法です。コミュニケーションやリーダーシップ、チームビルディングと言ったヒューマンスキルに関するトレーニングと相性のいい手法です。

特に、身体を使ったゲームを行うProject Adventureは、楽しみながら主体的に学び、成長する場を作り出すことができます。室内でも屋外でも実施することができ、学びの目的や環境(場所、時間、人数、費用など)に合わせて、柔軟なプログラム設計が可能です。

例えば、自己と対峙して葛藤を乗り越える、オープンマインドなあり方を身に付ける、チャレンジ精神を育むなど、一人の人間としての成長を促すことができます。またチームとしては、信頼関係の構築や、仲間との協力、成功体験の共有、といった、チームづくりに欠かせない要素を、理屈ではなく実体験から腹に落ちる経験として学ぶことができます。

人と関わり、時には感情を揺さぶられながら、共に達成し、共に成長する。その感動体験をみんなで味わうダイナミックなプログラムをご提供します。

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