株式会社しごと総合研究所株式会社しごと総合研究所

事例紹介

Case Study

創業社長からの世代交代を支援

業種:機械製造
従業員数:約200名
ご相談の状況
創業者はすでに80代。3年前に会長となり、ご子息が社長を引き継ぎました。
しかし、社長を交代して3年が経っても、いまだに社員たちは何か困ったことがあると会長のもとへ相談に。2代目社長が号令をかけても古参の社員はなかなか動かず、「会長の時代は◯◯だったのに…」という不満の声がもれ伝わってくる。
会社の売上は停滞して右肩下がり。人間関係も悪化し、離職者も増えてきた状況をなんとかしたいと、社長より直接ご相談をいただきました。
こんな取り組みをしました!
  • 社長を含む取締役会メンバーの関係性を改善し、信頼関係を構築するため、当社ファシリテーターが入って月1回2時間のミーティングを継続的に実施しました。
  • 社長、取締役全員にパーソナルコーチをつけて、月1回のセッションを実施。仕事だけでなく、人生全般の幸福度アップをサポートする取り組みをしました。
  • 社長、取締役らとのコミュニケーションの内容を元に、社内の状況に沿った社員研修を実施。新入社員研修や全社員研修など、時期と状況にあった研修をご提供しました。
どんな変化があった?
  • 離職率の改善(取り組みスタート後は管理職以上の退職者がゼロに)
  • 翌年より売上が向上。現在まで3期連続で売上、経常利益ともにアップ
社長様からのコメント
恥ずかしながら、当時は取締役や社員から、社長である私が信頼されていないと感じていました。しかしどうすればいいかわからず、相談相手もいない状況で、運良くしごと総研さんと出会うことができました。
同族経営の複雑な人間模様のなか、まずは私と取締役たちの関係性を立て直すことからスタートしたのですが、どこまで効果があるのか半信半疑だったのが正直なところです。
しかし、回数を重ねるごとにお互いに本音で話し合えるようになり、「そんな風に考えていたんだ!」とお互いに心の内がわかってスッキリしました。私に反発したような態度を見せていたメンバーも、じつは会社のためを思って行動してくれていたなど、ちょっとしたボタンの掛け違いのようなことがたくさん見つかりました。
経営陣のチームワークが良くなるにつれ、不思議と社内の雰囲気も明るく前向きになってきました。大掛かりな風土改革などをぶち上げたわけでもなく、経営陣の姿勢の変化が現場にこれだけ変化をもたらすことに驚きとともに、組織とはそういうものなんだという納得も同時に感じました。 しごと総研さんには、これからも継続的な支援をお願いしたいと思っています。

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